玉屋が1000人規模の職域接種へ
アミューズメントジャパン2021年8月23日
福岡県と佐賀県でホール16店舗を展開する玉屋(福岡市)は8月30日から、本社会議室で新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始する。
施術者は医療法人社団誠仁会夫婦石病院の医療スタッフ。政府から配布されるモデルナ社製のワクチンを使用する。
対象者は同社および関連会社の従業員とその同居家族、ならびに周辺地域の飲食店関係者および取引先企業の従業員。希望者約1000人への注射を予定している。
実施期間は第1回目が8月30日から9月10日までの平日午後6時から同8時まで。第2回目が9月27日から10月8日までの同時刻。1日当たり約100人を想定する。
職域接種にあたる医療従事者が不足しがちな現状において、実施者の課題はワクチンの打ち手の確保だ。同社は昨年4月の緊急事態宣言発令時に福岡・佐賀両県の休業要請よりも早く店舗休業したこと、福岡県医師会にマスク1万枚を寄贈したこと、2020年以降に積極的に献血活動に励んでいたことなどが同病院から評価され、今回の協力につながったと説明している。