車内放置の幼児を救出 マルハンメガシティ柏の従業員3名に感謝状
遊技通信2025年12月12日
左から堀さん、鈴木マネージャー、杉原さん、星山理事長
千葉県パチンコ・パチスロ店協同組合(星山聖達理事長)は11月13日、千葉市内の組合会議室において、子どもの事故未然防止に関する感謝状贈呈式を開催した。
この感謝状贈呈は、組合傘下の店舗従業員が、駐車場で車内に放置されていた幼児を迅速かつ適切に救助した功績を称えたもの。本年9月下旬、「マルハンメガシティ柏」の駐車場を巡回中の同店従業員、堀俊介さんが、車内に放置された2歳の女児を発見した。堀さんはマニュアルに基づき直ちに状況を報告。すぐに駆けつけた鈴木清志マネージャーと社員の杉原輝正さんの3名が連携し、女児の身の安全を確保した上で車内から無事救出に至った。女児の両親は、複合施設内のゲームセンターにいたという。従業員らは店内放送などを活用して両親を呼び出し、女児を引き渡すことで、重大な事故を未然に防止した。
この迅速かつ人命を優先した対応は、子どもの事故未然防止の好事例として高く評価された。
この功績に対し、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)の阿部恭久理事長名義の感謝状が、11月13日に千葉県パチンコ・パチスロ店協同組合の星山理事長から、堀さん、鈴木マネージャー、杉原さんの3名に贈呈された。
受賞後、発見者の堀さんは「直ちに対応できてよかった」とコメント。鈴木マネージャーと杉原さんも「人命を守る業務であるため、引き続き気を引き締め、この取り組みを継続していきたい」と、今後の業務に対する強い決意を表明した。
業界が子どもの車内放置防止を重要課題とする中、今回の適切な連携対応は、地域社会の安全確保に貢献する模範的な事例として注目を集めている。