大遊協、府内5市へ青色防犯パトロール車5台を寄贈
          
            遊技通信2025年10月31日
          
        
        
        
        
        
          
          
          
        
        
          大阪府遊技業協同組合(大遊協、平川容志理事長)は10月28日、大阪市中央区の大阪府庁本館「正庁の間」において、令和7年度「青色防犯パトロール車両(青パト)贈呈式」を開催した。
青パトは、大阪府から認可を受けた市町村が青色回転灯を装備し、防犯パトロールを行う車両。特殊詐欺の被害防止啓発や子どもの見守り、街頭犯罪の未然防止など、地域に密着した活動で活用されている。
大遊協は2003年より社会福祉(障がい者)施設などへ福祉車両を寄贈し、2015年度までに累計200台を達成。2016年度からは青パトの寄贈を開始し、今年で10年目となる今回は、大阪府治安対策課を通じて守口市、交野市、和泉市、柏原市、泉佐野市に各1台を寄贈した。累計寄贈台数は65台となった。
贈呈式には、大遊協から平川理事長、野口賀蔵副理事長、大山秀一副理事長、段周精事業開発・社会貢献事業・広報委員長らが出席。協賛のヤクルト中日本支店から美多浩二副支店長も参加した。大阪府からは吉村洋文知事、奥平薫危機管理監、さらに大阪府警察本部生活安全部の本間力課長が出席した。
冒頭あいさつで平川理事長は、組合員366店舗の協力による社会貢献活動が継続して行われていることを紹介し、福祉事業支援をはじめとした地域密着の取組みについて説明。青パトの寄贈が地域の自主防犯活動に寄与することへの期待を示した。またホール事業者として、安心して楽しめる大衆娯楽を提供してきた役割に触れ、さらに大遊協が2003年から依存問題の対策に取り組んできた経緯を述べた。
続いて吉村知事は、累計65台の寄贈に謝意を示し、子どもの登下校時の見守りや地域の防犯パトロール、特殊詐欺防止に活用していく考えを述べた。また、大阪経済の活性化や福祉の充実へ向け、大遊協の継続した支援に期待を寄せた。
式典では、平川理事長から吉村知事へレプリカキーが手渡され、感謝状が贈呈された。自治体代表らは拍手で受領を祝福。府庁正面玄関前には寄贈車両が並び、通行者の注目を集めた。