| P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
パチンコ店情報 機種インデックス 求人インデックス 商品インデックス

パチンコ業界ニュース

日遊協 働き方の多様性を調査した「ダイバーシティアンケート」結果を公表 遊技日本2022年11月21日

日遊協は、会員企業351社(正会員277社、賛助会員74社)を対象に今年9月に実施した「ダイバーシティアンケート」の結果を公表した。

同アンケートは、第1回女性活躍推進フォーラム(平成27年開催)の提案からスタートした「女性活躍アンケート」を、令和3年に多様性の追求へと変化する社会環境に対応する形で「ダイバーシティアンケート」に発展させたもの。回答企業53社(ホール経営25社、メーカー9社、その他19社)の令和3年度の従業員数は37,841人(うち女性従業員14,573人、構成比38.5%)で、女性比率は前年比0.5ポイント減少。正社員は総数19,294人のうち女性社員が2,656人となり、同0.3ポイント減少した。その他の主な結果は以下の通り。

・各社基準の管理職者のうち女性が占める割合は4.4%と、前年から0.1ポイント減少。厚生労働省(以下、厚労省)の調査によると、令和3年度の課長相当職以上の女性管理職は12.3%で前年から0.1ポイント減少しており、同調査の各社基準の管理職とは7.9ポイントの開きがあり、引き続き取り組むべき課題の1つと推察している。

・新卒採用は24社で実績があり、年間採用者総数の53.3%を占める。女性比率は新卒採用で36.6%、中途採用は30.0%となり、新卒採用の女性比率増加が今年の傾向。

・厚労省によるくるみんマーク、プラチナくるみん認定は10社が取得しており、取得検討中と4社が回答。

・ダイバーシティに現在取り組んでいる企業は18.9%で、取り組みを検討している企業は47.2%となった。特に力を入れている分野は、5割強の企業が「女性」、次いで障がい者を約2 割が挙げている。

・ダイバーシティ推進に取り組む企業の事例として、女性の活躍推進への各種取り組みの他、LGBTQ、SDGs、セカンドキャリアなど多様な課題への具体的活動が示された。

・勤務形態の多様性への対応のうち、半日単位の有給休暇制度や、短時間勤務制度、在宅勤務の採用をする企業が約半数を占めた。今回新設した選択肢「勤務間インターバル制度」は約1割の企業が実施し、検討中を含め2割に近い数字となった。

・ダイバーシティに対する教育やサポート体制のうち、ワークライフバランスに関する研修やSDGs研修、高齢者サポート(再雇用者向け研修等)の伸びが目立った。

日遊協は今後も同アンケートを継続的に実施し、業界のダイバーシティへの取り組みを表現していくとしている。

同アンケートの調査結果は、日遊協特設サイト(https://web-archive.nichiyukyo.or.jp/diversity/)にて公開されている。

各記事のタイトル・本文・写真などすべてのコンテンツの著作権は、株式会社ピーワールド、またはそれぞれの配信社に帰属します。掲載されている情報を許可なく、複製・転載・引用などを行うことは法律によって禁止されています。

PR

パチンコ業界の社会貢献

P-WORLD P-WORLDに掲載の記事・情報・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。