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全商協が第三者機関に委託した初の指導員研修会 遊技通信2022年10月27日

全商協は9月27日と28日、第1回目となる全国指導員研修会を都内で開催し、各地区遊商から選出された指導員16名が研修を受けた。
 
研修会は、全国で中古遊技機を取扱う遊技機取扱主任者が同じスキルで点検確認業務を行うため、これまでの全商協や各地区遊商による主任者講習会ではなく、第三者機関として2019年に設立された教育機関「一般社団法人遊技機取扱技能研修センター」に委託して開催。現在、全商協傘下には中古機を取扱う組合員販社が526社、その販社に従事する遊技機取扱主任者が2702名在籍しており、その代表として選出された16名が指導員としての研修に臨んだ。
 
開催に先立って挨拶をした全商協の中村昌勇会長は、「全国の中古遊技機を取扱う遊技機取扱主任者のスキルアップと、全国の主任者が同じスキルをもって点検確認業務を遂行できるようにすることを目的とし、第三者機関である遊技機取扱技能研修センターの運営で初めて指導員研修を行うことになった。指導員の1期生として研修の成果を各地区に持ち帰り、主任者の指導に取組んでいただきたい」と述べた。
 
また、研修センターの井上幸彦代表理事は、「研修会は、全国で同じスキルをもって遊技機の点検作業に従事していただきたいとする、全商協に対する行政からの要請に応えるもの。全国の現場で働く主任者の技術向上と、業界として必要とされる人材育成のため、これからもご尽力をいただければ」と挨拶した。
 
研修会では、センターが用意した実機技能を含む6項目のカリキュラムに加え、日工組と遊技産業健全化推進機構から招かれた講師による、ゴト対策や不正対策に関する講義などが行われた。
 
研修終了後には効果測定が行われ、受講者全員が修了したことを研修センターが全商協に通知。修了者には後日、修了証とバッジが交付され、各地区遊商で行われる遊技機取扱主任者講習会において指導員として活躍する。

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