全商協 第1回全国指導員研修会を開催
遊技日本2022年10月26日
全商協(中村昌勇会長)は9月27日と28日の2日間にわたり、第1回全国指導員研修会を開催した。同研修会は、第三者機関である遊技機取扱技能研修センターの運営のもと、中古遊技機を取扱う遊技機取扱主任者のスキルアップと全国の主任者が同じスキルで点検確認業務を遂行できるようにすることを目的に開催されたもので、各地区遊商から選出された指導員16名が出席した。
開催に先立ち中村会長は「皆さんは指導員の1期生としてこれから沢山の研修を受講して頂きます。その成果を各地区に持ち帰って、しっかり主任者の指導に取り組んでいただきたいと思います。第1期生の指導員としてどうか誇りを持って活躍してください」と挨拶。続いて、研修センターの井上幸彦代表理事(元警視総監)が「ここにお集まりの皆様には、ここで学んだことを各地区に戻って講義をしていただくという重責を担っていらっしゃるわけですが、全国で同じスキルをもって遊技機の点検作業に従事していただきたいとする、行政から全商協への要請に応えるものであります。全国の現場で働く主任者の皆様の技術向上と、業界として必要とされる人材育成のため、これからもご尽力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。」と挨拶した。
研修会では、研修センターが用意した実機技能を含む6項目のカリキュラムに加え、日本遊技機工業組合、(一社)遊技産業健全化推進機構より講師を招いてゴトや不正対策に関する講義も実施。終了後には効果測定が行われ、全員修了との報告が研修センターから全商協に通知さた。なお、修了者には後日、修了証とバッジが贈呈される。