大分県遊協、強盗事件想定した対処訓練を実施 警察とホール・買取所が連携
遊技日本2025年12月10日
大分県遊協(岩田憲行理事長)は12月9日、大分市内のパチンコホール「エーワン戸次店」で、第16回となる「パチンコホールにおける凶悪事件発生時の対処訓練」を開催した。大分南警察署の協力のもと、警察官や組合員、景品買取所関係者ら約100人が参加し、実践的な訓練が行われた。
訓練では、事務所の金庫を狙った持凶器強盗と、景品買取所を対象とした持凶器強盗の2つのケースを想定。迅速な110番通報、ホール従業員と買取所との連携、カラーボールの使用方法、到着した警察官への被害状況や犯人の特徴、逃走方向・手段の説明まで、一連の対応を実際に体験した。
また、大分東遊技業組合は12月3日、大分東警察署の指導のもと年末恒例の防犯活動を実施した。全組合ホールで景品交換所を中心に巡回を行い、防犯カメラ、非常ベル、交換所の出入り、現金輸送の方法などを確認し、過去の犯罪事例を踏まえた注意喚起や従業員の心構えについて指導を行った。