回胴遊商九州・沖縄支部が沖縄でサンゴ保全活動 園児51名も参加し100株植付け
遊技日本2025年12月9日
回胴遊商の九州・沖縄支部は11月21日、沖縄県宜野湾市の宜野湾マリン支援センターで18回目となる「サンゴ保全活動」を実施した。組合員や来賓、6年ぶりに招待した地元保育園の園児ら総勢85名が参加し、サンゴ苗100株を植え付けた。
同支部は平成20年度から絶滅の危機にある沖縄のサンゴ礁再生に継続して取り組んでいる。今回は大饗裕記理事長、高谷厚之筆頭副理事長も駆けつけ、来賓として沖縄パチンコ・スロット協同組合、九遊商の関係者も参加した。
開会式では沖縄パチンコ・スロット協同組合のイメージキャラクター「玉三郎」が登場し、園児たちから大きな歓声が上がる一幕も。森山正秀支部長は「サンゴも命ある生き物だと感じてもらい、すべての命を大切にするという学びの場になれば」と挨拶した。
NPO法人コーラル沖縄の成田隆一事務局長によるサンゴの生態やサンゴ礁再生の取り組みについての講習後、参加者は自らの手でサンゴ苗を台座に固定し水槽内に収めた。園児たちも小さな手で一生懸命に植え付け作業を行っていた。
植付け終了後はセンター内で園児らとともに昼食会を開催し、帰りにはお菓子と文具のプレゼントを贈呈。参加した組合員からは「子どもたちが楽しそうに植え付ける姿が印象的だった。これからも未来の子どもたちが安心して暮らせる環境を守るため続けたい」と語った。
閉会の挨拶で林田伸一副理事長は「今後も環境保全と園児の育成のためにしっかりと取り組んでいく」と決意を述べ、活動への思いが伝えられた。