くぎ曲げの匿名情報で発覚、景品買取の疑いで「DAMS」社長ら逮捕
遊技通信2022年10月27日
新潟の地元メディアなどが伝えたところによると、佐渡署、新潟東署、新発田署、新潟中央署、新潟署および新潟県警生活保安課の合同捜査班は10月26日、パチンコ店「DAMZ」を経営する社長ら4人を風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反(賞品買取違反)の疑いで逮捕した。また、県公安委員会の承認を受けずにパチンコ台の遊技くぎを調整し、性能に影響を及ぼすおそれがある変更を行ったとして、元店長の男一人を同法違反(無承認変更違反)の疑いで逮捕した。
報道によると、逮捕された社長ら4人は共謀のうえ、4月上旬から7月上旬までの間、DAMZ佐和田店、新発田店、竹尾インター本店の景品交換所で、客に提供した景品を違法に買い取った疑いが持たれている。景品は別会社を通じて買っていたが、その別会社は逮捕された4人が運営に関わり、業務全般を実質的に経営管理していたと警察はみているという。
また、元店長の男性は、4月上旬にDAMZ佐和田店において、あらかじめ公安委員会の承認を受けないで、同店に設置されているパチンコ台の遊技くぎを調整し、性能に影響を及ぼすおそれのある変更をした疑いで逮捕。くぎを違法に調整しているという旨の匿名の情報提供があり、この捜査の過程で、景品の違法な買取も発覚した。
報道によると、風営法の賞品買取違反、無承認変更違反の疑いでの逮捕は新潟県で初の事例だという。