名古屋のホールで初の「がんリスク判定検査」を実施
遊技通信2022年5月2日
遊技機部品の企画・開発・製造を軸に各種新規事業を展開する森創(愛知県北名古屋市/櫻井泰雅社長)は4月29日と30日の2日間、愛知県のホール企業、京楽と善都と連携して「パチンコ店がんリスク判定検査トライアル」を実施した。
今回の検査は、国内のがん検診率が低いことに加え、コロナ禍による受診控えによって早期発見が難しくなっていることから、線虫を使ったがん検査を提供するHIROTSUバイオサイエンスと連携し、検査には、高精度を特徴とする「N-NOSE(エヌノーズ)」を活用した。検査会場となった名古屋市北区の「ZENT名古屋北店」と中区の「サンシャインKYORAKU栄店」には、LINEやTwitterなどで予約した参加者のほか、当日会場での申し込みもあったことから、両店合計で402名が参加した。
検査を受けた参加者からは、「病院でがん検査を受けると痛みや不快感があり、時間も長いと聞いていたが、今回の検査は気軽に受けることができた」「検査で採尿するために店内のトイレを利用したが、広々としていて清潔感も感じられた」などの声が聞かれた。主催した森創では、「今回の取組みは、同じ志を共有したホールと遊技メーカーの協力で実現した。当社では、こうした企画のノウハウがなかったので今回はトライアルとして実施したが、多くの方にお集まり頂き、感謝の言葉もいただくことができた。今後は実施店舗を増やして業界が行う全国規模の取組みに広げていきたい」という。