名古屋のパチンコ店で初の「がんリスク判定検査トライアル」実施へ
遊技通信2022年4月13日
遊技機部品の企画・開発・製造を軸に各種新規事業を展開する森創(愛知県北名古屋市/櫻井泰雅社長)は、愛知県のホール企業、京楽と善都と連携して「パチンコ店がんリスク判定検査トライアル」を4月29日と30日に行うと発表した。
がんリスク判定検査に会場を提供したのは、名古屋市中区の「サンシャインKYORAKU栄店」と北区の「ZENT名古屋北店」。国内のがん検診率が低いことに加え、コロナ禍による受診控えによって早期発見が難しくなっている状況を受け、線虫を使ったがん検査を提供するHIROTSUバイオサイエンスと連携。検査費用は税込1万円と安価で、事前予約をすれば受付から約10分程度で検査が終了する手軽さながら、高精度を特徴とする「N-NOSE(エヌノーズ)」を活用した検査を行う。森創が電話とLINEトークルーム、Twitter DMなどで予約を受け付けるほか、当日分も用意するという。
パチンコ店の敷地を使った同種の検査は日本で初の試み。森創では、「パチンコホール企業から検査スペースの無償提供、検査活動補助をいただき、地域住民ががん検査を気軽に受けやすい環境をつくった。街の身近な場所で気軽にがん検査を受けるきっかけをつくることが、がんの早期発見を増やし、がん死亡者数の減少に繋がると信じている。今後は規模を拡大することで住民が元気で長生きする健康な街づくりの実現を全国のパチンコ店から発信していきたい」としている。
今回の活動に対しては、遊技機メーカー9社(京楽産業.、高尾、竹屋、豊丸産業、西陣、藤商事、平和、ベルコ、ユニバーサルエンターテインメント)が協賛。後援に日遊協中部支部が名を連ねた。