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山形県遊協が県、県警察と災害協定 市町村が直接支援要請できる初の試みも 遊技通信2022年4月1日

山形県遊協は3月24日、県と県警察との三者間で、災害時における支援協力に関する協定を締結した。災害時に車両の一時的な避難場所や県警察本部の災害対応の一時集結場所として、組合加入ホールの施設の活用を行うもので、急を要する場合は市町村から直接組合員ホールに支援の協力を要請できる、全国でも初となる内容も盛り込んだ。
 
山形県庁で行われた協定締結式には吉村美栄子知事、佐藤正顕県警察本部長、井上静夫県遊協理事長が出席し、協定書を取り交わした。締結にあたり井上理事長は、「今回の災害協定書では、急を要する場合には、市町村から直接パチンコ店に支援協力の要請を可能とした。市町村、ひいては県民の生命、身体、財産が早期の段階で保護されることとなり、さらには公共の安全と秩序の維持にも結びつく、全国的にもリーディングケースともいえるもの。今後は訓練なども行い、問題点の抽出やその対策を検討し、さらに実効性のあるものとしていきたい」と述べた。
 
県遊協加盟の72店舗中、今回支援協定で協力体制が整っている組合員ホールは50店舗。駐車可能台数は最大約2万台で、避難車両の受け入れのほか、県内外の警察車両が駐車する拠点として利用する。また、避難者には飲料水の提供のほか、授乳や着替えなどを行えるよう休憩室や更衣室も使えるようにするなど、少しでも災害発生時の不安を取り除く対応を行う。
 
 
 

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