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日遊協広報調査委員会がフォーラム 篠原教授が講義 遊技通信2022年3月16日

日遊協の広報調査委員会は3月11日、第6回目の広報担当者フォーラムをリモートで開催した。フォーラムでは日遊協の理事を務める公立諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授が講義を行ったほか、グループごとに分かれてディスカッションを行った。
 
フォーラムの冒頭、挨拶をした広報調査委員会担当の福山裕治副会長は、新型コロナ禍で同委員会が一堂に会してフォーラムを行うことが難しくなったことを受け、情報交換会に特化した「井戸端会議」をリモートで開催するようになった流れを説明。その中で篠原教授が行ったレクチャーをあらためて講義として行うことにした経緯を語り、「セミナー後のグループワークでは、予定調和を破るような活発な議論を期待したい」と述べた。
 
「快感商売の基礎」と題して講義を行った篠原教授は、かつてのパチンコ機のコマーシャル映像などを元に、人の視線がどこにどう向くかの視線解析例を元に脳の働きを解説。同じCMでもヘビー層とライト層とで脳の反応が違うことを示した。また「好きだから見る」ではなく、繰り返し見たものを好きになるという要素が強いとして、その選好度を強化または減衰する仕組を解説。こうした人の好みは、知らない間に操作することができるという実験結果を紹介するなどした。
 
また、「勝った店が好きになる」「出た台が好きになる」といったドーパミン神経系に関する研究結果から、「選好」と「依存」はイコールにならないことを解説。ホールの会員カードの実データと依存疑いとの関連では、出玉性能や広告宣伝、イベント参加は依存リスクを高めないと述べた。
 
なお、当日は東日本大震災の発生から11年目にあたることから、開催に先立ち、参加者一同で1分間の黙祷を捧げた。

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