都遊連の八王子市内3組合が社会福祉協議会に寄付
遊技通信2020年11月24日
東京都遊連の八王子市内にある八王子・高尾・南大沢の3遊技場組合は11月20日、同市の社会福祉協議会に寄付金100万円を寄贈した。傘下の組合員ホールから募った浄財の寄贈は平成23年から毎年続けており、今回で10回目。
八王子市役所で行われた寄贈式では、代表して八王子組合の宮本勳組合長が社会福祉協議会の名誉会長を務める石森孝志八王子市長に目録を手渡した。挨拶で宮本組合長は、「今年は新型コロナの問題があって、こうした社会貢献活動もどこまでできるのだろうと悩んでいた。サービス産業全体が厳しい状況にあり、しかし地域で困っている方というのは、そうした経済情勢によって左右されることなく存在している。我々3組合としても、今後もできる限り助成を続けていきたいと思う」と述べた。
3組合による寄付金は、ひきこもりの家族のことで悩んでいる親の会「八王子ぶなの会」と発達障害児の支援をおこなうNPO法人「かたつむり」に助成される。両団体への助成は3年間連続で行うことになっており、今回が最後の助成。寄贈式では、助成を受ける2団体の代表が過去2年の助成で行った活動報告を行い、あらためて3組合に感謝の言葉を述べたほか、目録を受け取った石森市長は、「コロナ禍の厳しい状況であることは承知しているが、今後もご支援いただき、地域貢献、社会貢献にお力添えをいただければ」と謝辞を述べた。
八王子・高尾・南大沢の3組合では、毎年、市内の福祉作業所の利用者や職員らを招いて「ふれ愛ボウリング大会」を開催しているが、今年は新型コロナの影響を考慮して中止している。