SANKYO、新プロジェクト「KUGITAMA」を始動
遊技通信2025年8月18日
SANKYOは8月7日、パチンコ本来の魅力を発信する新プロジェクト「KUGITAMA(クギタマ)」をスタートさせ、これに合わせてコンセプトムービーと特設サイトも公開した。
この新プロジェクトは、日本独自の大衆娯楽として幅広い層に親しまれてきたパチンコが近年「複雑でわかりにくい」「お金がかかる」というイメージが浸透し、かつての「気軽に楽しめる娯楽」としての姿が揺らいでいる現状を真摯に受け止めた上で、遊びを愛する人々とともにパチンコの文化とDNAを次世代へ継承していくことを目的にしたもの。①デジタル・②リアル・③プロダクトの三位一体施策に加えて、専任組織としての新会社「SANKYO IZM株式会社」の設立を通じて、「釘と玉によるパチンコ本来の面白さ」を改めて社会へ伝えていくための様々な活動を実施していくとしている。
①デジタル施策では、スマートフォンやPCで羽根モノ機などの懐かしの名機を無料体験できるゲームアプリを2025年10月より順次公開予定。デジタル上での遊技体験にとどまらず、同社やパチンコ業界の歴史や文化を伝えるデジタル博物館「SANKYOミュージアムオンライン(仮称)」に組み込み、発展させることを構想している。
第1弾ゲームアプリ「ロボスキーⅠ(1988年)」イメージ、SANKYOミュージアムオンライン(仮称)イメージ
②リアル施策では、「カフェ×遊技機」の体験型店舗を展開する(2026年夏頃を予定)。「釘と玉」の魅力を存分に体験できるレトロな羽根モノ機を中心としたパチンコ機が楽しめる遊技スペースと、未経験者や若年層でも気軽に立ち寄れるカフェスペースを融合させた体験型店舗を展開する。
③プロダクト施策では、「釘と玉」というパチンコの原点に立ち返った羽根モノ機の新台を開発し、ホールに導入しやすい低価格で提供する(2026年秋頃を予定)。②の施策の体験型店舗にも設置することでパチンコに触れてもらう機会の拡大を図る。
同社では、あらゆる垣根を超えて「あそび」の可能性を広げ、日本独自の娯楽文化を未来へつなぐ第一歩とすべく、新プロジェクトに取り組んでいくとしている。
◾️「KUGITAMA」プロジェクトムービー