中村会長を再任、人材育成に意欲|全商協総会
アミューズメントジャパン2025年6月13日
全国遊技機商業協同組合連合会は6月11日、ヒルトン東京お台場で通常総会を開催。任期満了に伴う役員選任で理事・監事22人を選任。総会後の理事会で中村会長を再任した。
中村会長は冒頭の挨拶で遊技機取扱技能指導員養成研修会に言及。昨年度は遊技機取扱い主任者が同じレベルのスキルで点検確認業務を行えるよう、同研修会を複数回実施し、各地区遊商から代表として選出された人材が実技技能のカリキュラムを実行。加えて日工組と健全化推進機構から派遣された講師による不正対策の講義も行われたと報告した。その上で中村会長は「本年度も昨年度同様に研修会を開催し、全国の現場で働く有機取扱主任者の技術向上と、業界として必要とされる人材育成のため尽力する」と改めて人材育成に向けた決意を述べた。
議事に先立って来賓の挨拶に立った警察庁生活安全局保安課の兼松泰課長補佐は、永山貴大課長の挨拶を代読。スマート遊技機の流通量増大に伴い、中古遊技機の適切な点検確認を要請した。事業報告によると2024年度のパチンコ中古遊技機の確認証紙の交付は、件数で26万388件(前年比87.05%)、台数で37万7162台(同85.39%)だった。
文=アミューズメントジャパン編集部