都内で1g銀の流通開始へ|東商流総会
アミューズメントジャパン2023年11月2日
東京商業流通協同組合は10月24日、東京都豊島区のホテルメトロポリタンで通常総会を開催した。
議案審議では、1g銀商品の流通を今年度中に開始することを盛り込んだ事業計画を可決承認。1g金賞品の休止やインボイス制度に対応する新しい真贋検査機の運用なども計画されている。
前年度の事業報告では、金地金の価格急騰に伴う金商品の流出を避けるために、0.3g金賞品を増産したこと、新しい真贋検査機を組合員に配布したことなどが報告された。
堀井努理事長は「パチンコ・パチスロが健全な娯楽であるために、確立された運営主体の一端を担うわれわれは、現下の厳しい環境を乗り越える。市場価値があり、高いセキュリティを付加した安心安全な商品を安定的に流通させることで、これからも微力ながら業界の持続発展に努めたい」と挨拶した。
来賓挨拶では、前内閣府特命担当大臣の小倉將信衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員、野田毅元衆議院議員、都遊協の阿部恭久理事長が登壇。阿部理事長は1g銀商品に関して、「ライトユーザーなどから支持を得られる」と、ファン拡大に期待を寄せた。
総会前には警視庁の森浩史風俗保安対策官が行政講話。①賞品の適正管理、②防犯意識のさらなる向上、③暴力団排除と再関与防止対策、④特殊詐欺被害防止について言及した。
文=アミューズメントジャパン編集部