ダイナムジャパンHD決算、増収減益
アミューズメントジャパン2023年5月26日
ダイナムジャパンホールディングスは5月24日、2023年3月期の連結決算を発表した。
それによれば、貸し玉収入は前期比0.2%増の5078億5200万円、営業収入は同11.5%増の1172億600万円。営業利益は同36.5%減の67億6400万円、当期利益は同63.9%減の17億9800万円。増収減益だった。
営業収入の内訳は、パチンコ事業が1143億3100万円(同10.4%増)。航空機リース事業が28億7500万円(同85.1%増)。期末時点のホール店舗数は同4軒減の429店舗で、保有航空機台数は同3機増の6機。
同社は減益の理由に、遊技機償却費の増加や光熱費の高騰を挙げている。ローコストオペレーションや不採算店舗の閉鎖を推進したものの、増益には至らなかった。
今後については「パチンコ事業ではスマート遊技機の積極的な導入、店舗改装による既存店舗の競争力強化、M&Aなどによる営業店舗数拡大を通じて、収益力の向上に取り組む」としている。
株主への中間配当は1株当たり2円50銭。