ダイナムジャパンHD決算、2023年3月期は増収減益
遊技通信2023年5月25日
株式会社ダイナムジャパンホールディングスは5月24日、2023年3月期の連結決算を発表した。
発表によるとホール事業では、貸玉収入は前期比0.2%増の5,078億5,200万円、総営業収入は同11.5%増の1,172億600万円、税引前当期利益は同53.7%減の39億3,700万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同63.9%減の18億600万円だった。株主への期末配当は1株当たり2円50銭とした。
中核事業であるパチンコホール事業においては、営業収入は増収を確保した一方、利益については店舗におけるローコストオペレーションの推進、不採算店舗の閉鎖等収益の確保に努めたものの、遊技機償却費の増加、光熱費の高騰など営業経費が大きく増加したことにより、減益となった。また、航空機リース事業については、当事業年度中に新たに新造機3機を購入した結果、保有機数は6機となった。
同社では、「パチンコホール事業においては、スマート遊技機の積極的な導入、店舗改装による既存店舗の競争力強化、M&A等による営業店舗数の拡大を通じて、収益力の向上に取り組んでまいります」としている。
なお、航空機リース事業においては、機体の購入に加えリース資産を自社で管理する体制に向けた人員を確保するなど、長期的な安定収益の拡大に努めていく、としている。