遊びやすさを重視したAタイプ風AT機
アミューズメントジャパン2023年3月23日
ジェイピーエスは3月22日、都内の上野ターミナルホテルでパチスロ新機種『ジャベリン』の機種説明会を開催した。
本機の開発コンセプトは、「『6号機Aタイプ』の遊びやすい合成確率で『5号機Aタイプ』の出玉やスランプの再現」。相馬大悟代表取締役は「6.5号機やスマスロなどの波の激しい機種が続々と登場しいる。この激しさについていけない、という人たちが気軽に遊べるゲーム性を目指した」と語る。
近年はホール企業のPB機開発に力を入れていた同社だが、本機は一般販売でのリリース。相馬代表は一般販売に至った経緯を「元々は関東でチェーン展開している法人のPB機として制作していた。かなり良い出来の台に仕上がり、『5号機Aタイプ』のような出玉グラフの再現ができたので、一般販売を承諾していただいた。やがて同法人が開発プロジェクトから撤退したが、その後も調整を続け、14回目の型式試験でようやく適合した」と説明した。
Aタイプのようにボーナス(AT)を引いて出玉を伸ばすゲーム性。リール左横のパトランプが光れば大当たりだ。ボーナス中や終了時にリール右横の槍「ジャベリンランプ」が光った際は、1G連が確定。ボーナスは、獲得枚数約340枚のBBと同約80枚のRBを搭載している。
通常時は、7種類の内部モードで管理。モードにより、モード移行先の期待度や天井が異なる。「天国モード」までモードアップすれば99G以内のボーナスが55%でループ、「超天国モード」ならば33G以内のボーナスが90%でループする。
通常時を楽しめるポイントはスタート音の遅れ。遅れが発生した時点でチェリーまたはボーナスが確定するため、熱くなれるポイントの一つとなっている。またこの遅れの秒数の長さで、内部モードが判別できる。遅れは0.1秒から0.8秒までの8パターンが存在し、そのうち0.2秒以降が滞在モードを示唆している。0.6~0.7秒なら「天国モード」が、0.8秒なら「超天国モード」が確定する。
導入は5月22日からを予定している。
【ジャベリン】
▼ボーナス平均獲得枚数:BIG→約340枚 REG→約80枚
▼ボーナス合成確率:1/178.7(設定1)~1/129.6(設定6)
▼出玉率:97.40%(設定1)~109.70%(設定6)