回胴遊商の九州・沖縄支部がサンゴ礁の保全活動
遊技通信2022年11月17日
サンゴ苗100株を台座に固定して水槽内に収める参加者たち
回胴遊商の九州・沖縄支部は10月7日、沖縄県宜野湾市の宜野湾マリン支援センターでサンゴの保全活動を行った。この活動は絶滅の危機にある沖縄のサンゴ礁を保全するために、同支部が平成20年から継続している取り組みで、今回で15回目。昨年に続いてNPO法人コーラル沖縄の関係者が保全活動全般にわたって協力した。
当日はコーラル沖縄の成田隆一理事によるサンゴの生態やサンゴ礁再生の取組みに関する講習がセンター会議室で行われ、26名の参加者が受講した。その後、センター施設内の水槽に移動してサンゴ苗100株を植え付け、水槽内に収めた。植え付けられたサンゴは、自然生育に耐えられるまで成長させ、コーラル沖縄のダイバーによって海底に植え付けられる予定になっている。保全活動を終え、組合員からは「回胴遊商がサンゴの保全活動に力を入れていることは知りませんでした。今後も継続して参加していきたいと思います」といった意見が寄せられた。
今回の保全活動について同支部の田島一郎支部長は「環境保全活動は今回で15回目となる節目を迎えましたが、残念ながらここ3年は園児の参加を見送っての開催になっています。少しでも早く新型コロナウイルスが終息して、また園児達と一緒にサンゴの植え付けができることを願っています」と挨拶を述べた。