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三重県遊協が依存問題をテーマに研修会 遊技通信2020年2月27日

三重県遊協は2月20日、津市のホテルグリーンパーク津で「経営者・ホール責任者研修会」を開催した。研修会は、「ギャンブル等依存問題についての知識や地域連携の必要性の理解を深める」というテーマで県遊協と一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)の共催で行われ、組合加盟ホールの経営者や店舗管理者ら約120名が参加した。
 
挨拶に立った権田清理事長は、「我々ホール営業者は、依存問題対策のガイドライン策定やアドバイザーの設置など真摯に取組んできたが、社会からの目が一層厳しく向けられるなかで、今後はより計画的で実効性のある取組みを推進していかなければならない」と述べ、課題の解決に向けた組合員の団結と協力を呼びかけた。
 
来賓には三重県警察本部生活安全部の西堀浩一首席参事官が出席し、自己申告・家族申告プログラムの普及促進やアドバイザーの育成・運用、新規則機への入替を促すとともに、置引きや車上狙いなどの犯罪発生を未然に防ぐことで安心で安全な環境を構築するよう求めた。また、奥野圭子課長補佐による行政講話では、依存防止対策の周知徹底や遊技機の不正改造の絶無、遊技機の流通における業務の適正化、賞品の取りそろえの充実、広告宣伝の健全化を改めて要請した。

研修会では、特定非営利活動法人三重ダルクの市川岳仁代表とリカバリーサポート・ネットワークの企業研修生としてユーザーからの電話相談や支援活動を行ったマルハンの中村一也氏による講演が行われた。

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