サン電子は5月14日、2010年3月期決算短信(連結)を発表した。
売上高は前年比12.7%増の154億5100万円を計上したものの、営業利益、経常利益はともに前年実績を割り込み、営業利益は同16.7%減の8億9500万円、経常利益は同11.0%減の9億6200万円にとどまったことを報告した。ただ当期純利益については前連結会計年度に比べ、投資有価証券評価損等の特別損失が減少したことなどから同19.5%増の6億600万円に増加している。
発表によると、売上高の伸張は昨年11月に株式を取得し、子会社化したニフコアドヴァンストテクノロジー社の業績寄与によるもの。減益要因は競争激化を背景に遊技機1機種あたりの販売台数が減少したこと、また情報・通信関連事業において個人消費の減速を背景にデジタルコンシューマー機器の販売低迷や価格競争の激化が影響したとしている。
同社の事業セグメントはパチンコ制御基板及びパチンコホール内情報化システムを開発・販売する「パチンコ関連事業」。モバイルデータトランスファー機器やデジタルコンシューマー機器の開発・販売と、コンテンツ配信サービスを提供する「情報・通信関連事業」。パチンコ機の樹脂形成加工・販売を行う「樹脂形成事業」。金型及び家庭用ゲーム機対応のパッケージソフトを開発・販売する「その他の事業」の4部門から構成される。
次期業績見通しについて同社では、売上高155億円(前年比0.3%増)、営業利益7億円(同21.3%減)、経常利益7億円(同26.8%減)、当期純利益4億5000万円(同25.8%減)を見込んでいる。
サン電子決算、売上増も営業・経常利益は減少
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