遊技機運送協同組合は6月10日、都内で「第26回通常総会」を開催した。

2025年度の事業報告では、コロナ禍で滞っていたセキュリティ視察を再開したことを報告。加えて、2026年7月から本格運用開始を予定している「運送管理表電子化(YRKシステム)」など、パチンコ業界における各種書類の電子化という大きな転換期を前に、準備に奔走した1年だったと強調した。

これを踏まえ、2026年度の事業計画では、YRKシステムの1日も早い習得と、協力会社への説明など、全ての組合員と協力会社が容易に理解できるサポート体制の構築を重点課題に据えた。加えて、セキュリティ視察においても、年度末までに100%達成を目指す方針を掲げ、ルールの見直しと精度向上に取り組みつつ、積極的に活動していくとした。議案審議ではその他の上程議案も全て可決承認された。

YRKシステムは、従来の仕組みとは大きく異なり、従来の紙媒体での運用から完全ペーパーレス化に移行。顧客の納品確認サインは基本、スマートフォンを用いての電子サインで完結することとなり、大幅な利便性向上に期待が持てるものとなる。

懇親会の席上、挨拶した谷直人理事長は「この1年、皆様のご協力のもと、大きな問題もなく2024年問題を乗り越えられると思った矢先、世界情勢の悪化に伴う物価上昇、賃金改定の波などが押し寄せ、対応が追い付かないような変化の中、彷徨うような1年でした。遊技機運送業界における問題はまだまだ山積しています。執行部一同、この問題にひとつずつ、解決に向け誠心誠意取り組んでまいります」と意気込みを述べた。