神遊協・神福協が福祉車両5台を寄贈 累計320台・総額9億2千万円超に 横浜で贈呈式
遊技日本2025年12月9日
神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(同会長)は12月5日、横浜市中区のローズホテル横浜で令和6年度福祉車両贈呈式を開催し、県内5つの社会福祉施設に対し福祉車両5台を寄贈した。
この事業は昭和60年度から続く社会貢献活動で、神奈川県共同募金会との協働により実施。今回の寄贈により、40年間の累計寄贈台数は320台、金額換算で9億2千万円を超えた。
贈呈式には寄贈先の5施設の代表者が出席。目録贈呈後、各施設から謝辞が述べられた。
寄贈を受けた施設は以下の通り。
・社会福祉法人久良岐母子福祉会「こども家庭支援センターくらき」(横浜市)
・社会福祉法人成光福祉会「成光学園」(座間市)
・社会福祉法人麦の里「青い麦の家」(鎌倉市)
・社会福祉法人翔の会「グリーングラス」(茅ヶ崎市)
・社会福祉法人育桜福祉会「わかたけ作業所」(川崎市)
伊坂理事長は挨拶で「寄贈した車両が職員の皆様の手足となり、利用者様の安全で快適な生活環境づくりに活用いただければ」と述べ、今後も地域共生社会の実現に向けた支援を継続していく意向を示した。
寄贈先の一つ、「青い麦の家」の加藤ひかり氏は、車両が整備されたことで作業の受注幅が広がり、利用者の工賃向上に役立てられていることを報告。「いただいた車両を大切に有効に使わせていただきます。地域福祉のために職員一同頑張ってまいります」と感謝の言葉を述べた。