マルハン、鹿児島・熊本豪雨被災地に各100万円寄付 従業員募金で復興支援
遊技日本2025年11月12日
マルハンは、2025年8月の豪雨災害で被災した鹿児島県と熊本県に対し、従業員による募金活動から各100万円を寄付した。10月15日に鹿児島県庁、10月31日に熊本県庁をそれぞれ訪問し、寄付金を手渡した。
寄付は、同社の「マルハン従業員募金」によるもの。この活動は、2010年から続く取組で、各店舗のバックヤードに設置した従業員用飲料自販機の売上1本当たり10円を積み立て、従業員の申請に基づき国内外のNPO・NGO・福祉団体などに寄付している。
鹿児島県への寄付はマルハン鹿児島新港店の楠田義治店長が、熊本県へはマルハン小山店の今西健志店長がそれぞれ訪問して実施した。
楠田店長は「8月8日未明からの大雨で霧島市・姶良市に大雨特別警報が発令され、土砂災害や断水が発生した。スタッフは寝る間を惜しんで水確保に奔走し、水の尊さを痛感した。道路復旧は今も続く中、日常を取り戻せた感謝を形にすべく寄付を起案した」とコメント。これからも地域に寄り添い、支援活動を続けていきたいと語った。
今西店長は「8月10日の大雨で広範囲に避難勧告が出され、床上・床下浸水や家屋倒壊などの被害が発生した。私たちは『今できる支援』を考え、福岡・佐賀・長崎・熊本の9店舗、100名を超える従業員の賛同を得て、被災地の早期復興を願う想いを形にすることができた。この義援金が生活再建の一助になれば」と述べ、相互扶助の大切さを改めて実感したとした。
同社は「良き企業市民」として、地域社会との共感・信頼を築き、社会問題に真摯に取り組む方針。店舗を利用しない人にも「マルハンがあって良かった」と思ってもらえるよう、社会貢献活動を努めていくとしている。