円谷フィールズHD 第1四半期決算は営業益210%増、遊技機販売台数は前期比225%増で好調に推移
遊技日本2025年7月31日
円谷フィールズホールディングスが7月30日に発表した2026年3月期第1四半期決算は、売上高555億55百万円(前年同期比112.2%増)、営業利益78億9百万円(同210.0%増)、経常利益80億1百万円(同140.4%増)、純利益55億75百万円(同228.5%増)の大幅な増収増益で着地した。有力IPを搭載した遊技機の販売が好調に推移したことに加え、前期に販売した機種の増産が業績に大きく寄与した。
アミューズメント機器事業セグメントの業績は、売上高517億3百万円(前年同期比131.9%増)、営業利益81億77百万円(同297.4%増)の大幅な増収増益となった。フィールズでは、「eシン・ウルトラマン」「e東京喰種」「Lパチスロ 機動戦士ガンダムSEED」など有力IPを搭載した複数機種の販売に加え、前期に販売した機種の増産ニーズに対応した結果、当第1四半期はパチンコ機39,699台(同360.8%増)、パチスロ機55,541台(同168.6%増)、合計95,240台(225.2%増)となり、市場販売台数に占める販売シェアは約26%を記録し、同期間におけるトップシェアを獲得した。第2四半期に向けては、メインタイトルとしてパチンコ1機種、パチスロ2機種を販売し、いずれの機種も完売している。
コンテンツ&デジタル事業セグメントの売上高は35億41百万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は4億43百万円(同57.7%減)。「ウルトラマン」の人気が高まる中国市場における非正規品の流通がライセンスビジネスの収益機会に影響した、減収減益となった。
通期の連結業績予想については前回発表を据え置き、売上高1,500億円(前期比6.7%増)、営業利益160億円(同4.6%増)、経常利益161億円(同2.2%減)、純利益112億円(同0.4%増)を見込んでいる。