静岡県遊協が通常総会、ファン回復拡大に向けた各種施策を推進
遊技通信2025年6月16日
静岡県遊技業協同組合(静岡県遊協、冨田直樹理事長)は6月12日、静岡市駿河区のホテルグランヒルズ静岡で第64回通常総会を開催した。
議事前には恒例の寄付金贈呈式が行われ、静岡県教育委員会が推進する青少年の健全育成における各事業、および静岡県暴力追放運動推進センターと静岡県防犯協力連合会に寄付金を贈呈。これに対し静岡県知事から感謝状が贈られた。
総会の来賓には全日遊連の阿部恭久理事長、日遊協の西村拓郎会長が出席し、それぞれ挨拶。将来に向けて業界が一つにまとまる重要性について語った。
このあと挨拶した冨田理事長は、ファンの回復拡大に向けて各種ガイドラインの遵守のもと、お客様第一主義の実践とともに積極的な社会貢献活動を推進することが県遊協の運営方針であるとして、「私たちが目指す大衆娯楽とは、県民に憩いと潤いを与えるためのものであり、その基本は誰にとっても身近で手軽に安心して余暇を費やせる健全な遊技である。本年も引き続き、業界パーパス『遊びの力で、心を元気に。』を合言葉に一致団結して業界の発展と社会的責任を果たすため、支援と協力をお願いしたい」と語った。
議案審議では上程案件をすべて可決承認し、議事のあとは静岡県警察本部から来賓が出席。代表して挨拶した高橋直人生活安全部長は県内の治安情勢を説明し、各種詐欺被害が急増しているとして周囲に対する注意喚起を促した。