日工組が通常総会、榎本理事長を再任
遊技通信2025年6月16日
日本遊技機工業組合(日工組、榎本善紀理事長)は6月5日、東京千代田区のグランドアーク半蔵門で通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で榎本理事長を再任した。
総会後の懇親会で挨拶した榎本理事長は、「今の業界はパチンコを立て直すのが急務で時間もない。色々な知恵や方向を組み合わせて問題解決していく中で、ファンが増えるような新しい時代の大衆娯楽のかたちを出さなければと覚悟している」と述べた上で、日工組内に設置する未来遊技機委員会での取組みにも触れ、「昔ならではの二種や権利物のようなものや新しい企画も同時に立ち上げ、多種多様でヒットが生まれる環境を作っていきたい。乾坤一擲、この1、2年で何とか結果を出していきたい」と語った。
来賓祝辞では警察庁生活安全局保安課の山形慎之介課長補佐が、永山貴大課長の祝辞を代読。引き続きコミュニケーションを図って健全化への取組みを支援したいとした。
総会の事業報告では、令和6年度のぱちんこ遊技機の証紙発行枚数が約82万枚(遊技盤約38万枚含む)と前年度比で約8万枚増加したことが報告された。なお、日工組の新役員は次のとおり。
◼︎日工組役員(敬称略)
代表理事・理事長:榎本善紀
副理事長:盧昇、星野歩、小倉敏男(新任)
理事:新井宏明、梅村尚孝、安藤昇
理事(会計担当):金子明利(新任)、松下智人(新任)
理事(技術担当):渡辺圭市
監事:山本健(新任)