日工組が総会 榎本理事長が3期目へ
アミューズメントジャパン2025年6月6日
日本遊技機工業組合は6月5日、都内のグランドアーク半蔵門で通常総会を開催し、役員改選で榎本善紀理事長を再任した。
3期目を迎える榎本理事長は総会後の懇親会であいさつに立ち、「パチンコが射幸性に偏りすぎていると言われているが、決してそれを目指してるわけではない。結果的にそうなってしまっていることは受け止めている」と胸の内を明かした。その上で「一番大切なのはユーザーの声。いまは悲鳴が上がっている。きちんと問題を解決し、ユーザーから評価していただき、新しい時代の大衆娯楽、エンタメになって、ファンが増えるように結果を出さなくてはいけない。そのためにもう時間がないことは覚悟している」とパチンコ復活への決意を示した。
令和6年度の事業報告によると、当期のぱちんこ遊技機の証紙発行枚数は約82万枚(遊技基盤約38万枚含む)で、前の期に比べて約8万枚増加した。日工組の新執行部は以下の通り。
【日工組 役員】(2025年6月5日:敬称略)
代表理事・理事長 榎本善紀
副理事長 盧 昇
副理事長 星野 歩
副理事長 小倉敏男(新任)
専務理事 木岡保雅
理事 新井宏明
梅村尚孝
安藤 昇
理事(会計担当) 金子明利(新任)
松下智人(新任)
理事(技術担当) 渡辺圭市
監事 山本 健(新任)
文=アミューズメントジャパン編集部