趙顕洙理事長を再任、より地域に密着した組合運営を掲げる
グリーンべると2025年6月10日
埼玉県遊協は6月4日、ホテルブリランテ武蔵野で第58回通常総会を開催した。議案審議では上程した第1~第8号議案までを全て可決承認。任期満了に伴う役員改選では、趙顕洙理事長を再任した。
冒頭挨拶した趙理事長は、業界は依然として遊技客数の減少や、遊技機の高額化による高コスト体質からの脱却が叶わないなど課題は山積していると指摘しつつ、7月7日から登場するLT3.0プラスによるスマパチの巻き返しに期待を寄せた。また、県遊協の活動については「昨年11月、職域による暴力団排除推進協議会を設置した。地域でパチンコ業を営むものとして、防犯面のみならず、今後は災害支援、コミュニティなど生活インフラの一端を担う、地域に密着したスタンスをより鮮明に掲げていきたい」と力を込めた。
来賓からは埼玉県警察本部生活安全部の石井堅次部長が祝辞を披露。「広告宣伝に係るガイドラインの遵守について」「パチンコへののめり込み・依存防止対策について」「不正防止対策について」の3点について一層の取り組みを要請した。