埼玉県遊協が通常総会、趙理事長を再任 | P-WORLD パチンコ業界ニュース

埼玉県遊協が通常総会、趙理事長を再任 遊技通信2025年6月16日

埼玉県遊技業協同組合（埼玉県遊協、趙顕洙理事長）は6月4日、さいたま市のホテルブリランテ武蔵野で第58回通常総会を開催し、役員改選で趙理事長を再任した。

冒頭に挨拶した趙理事長は、コロナ禍が明けても業界は依然として減少傾向にあり、遊技機の高額化など高コスト体質からの脱却もできておらず課題が山積している中、7月に登場するLT3.0プラス搭載機でスマパチの巻き返しに期待したいとした一方、県遊協の活動については、昨年11月に職域による暴排推進協議会を設置したことに触れ、「地域でパチンコ業を営む者として、防犯面のみならず今後は対外支援やコミュニティなど生活インフラの一端を担う、地域に密着したスタンスをより鮮明に掲げていきたい」と述べた。

来賓挨拶では埼玉県警察本部生活安全部の石井堅次部長が、広告宣伝ガイドラインの遵守、のめり込み・依存防止対策、不正防止対策の3点を要請し、とりわけ依存防止対策については自己申告・家族申告プログラムが全ホールに導入されるよう尽力を求めた。

議事では上程案件をすべて可決承認し、任期満了に伴う役員改選では新役員を選出。議事後の理事会で趙理事長の再任を決めた。