九遊商が通常総会を開催、國分寿人理事長を再任
グリーンべると2025年6月10日
全商協所属の九遊商は5月30日、ホテルオークラ福岡で第37回通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では國分寿人理事長を再任した。
國分理事長は挨拶の中で、昨年度の証紙発給枚数について「全国で約37万8,000枚、九州に限ると約4万8,500枚とかなり厳しい数字となっている」と危機感を露わにしつつも「我々のような業界の流通に携わるプロがいないと業界は存続し得ない。機械、部備品を扱うプロとしての矜持を持ちつつ、法令を遵守し、様々な施策に取り組んでいきたい」と述べた。
議案審議では上程議案を全て可決承認。事業報告では令和6年4月から令和7年3月までの確認証紙発給状況について、全国で37万8,606枚(前年度対比88%)、九州で4万8,596枚(同84%)、認定証紙発給状況について全国で36万4,669枚(同104%)、九州で5万1,797枚(同104%)と報告された。
総会後は、福岡県警察本部生活安全部の西ノ原郁雄保安課長、九州地区遊技業組合連合会の松尾道彦会長が祝辞を披露。西ノ原保安課長は、不正遊技機の流通防止や中古遊技機の流通健全化、使用済み遊技機の適正処理に対する取組み等について、適正かつ確実な実施を要請した