京都府遊協が通常総会開催、新理事長に杉本潤明氏が就任
グリーンべると2025年6月10日
京都府遊技業協同組合は6月6日、京都市上京区の京都ブライトンホテルにて第61期通常総会を開催した。第5号議案に上程された役員改選では、10期20年にわたり理事長を務めた白川鐘一氏が勇退。新たに副理事長の杉本潤明氏が理事長に選出された。
総会冒頭、白川理事長は、厳しい業界環境に触れながらも、「今こそ遊びの力で心を元気にし、業界の存在意義を示すことが求められている」と訴えた。そして、今後の業界発展には組合員の連携と団結が不可欠であるとし、総会を契機に一致団結して取り組むことの重要性を語りかけた。
一方、新理事長に就任した杉本氏は、京都府福知山市出身で、各支部長や副理事長などを歴任。就任挨拶では、「まさか自分が理事長になるとは思っていなかったが、これからは皆で知恵を出し合い、みんなのための組合を目指す」と決意を語り、「粉骨砕身の覚悟で取り組む」と強い意欲を示した。
また、来賓として臨席した京都府警察本部の谷正徳生活安全部長は、広告宣伝のガイドラインの遵守や依存防止対策の継続的な強化を求め、「社会的関心が高まる中、健全営業を通じて地域の安心・安全に寄与してほしい」と呼びかけた。