回胴遊商が通常総代会、大饗理事長を再選
遊技通信2025年6月2日
回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、大饗裕紀理事長)は5月23日、東京・文京区の東京ドームホテルで令和7年度組合大会を開催。組合大会前には総代会が行われ、役員改選で理事30名、監事3名の新役員を選出し、大饗理事長の再任を承認した。
行政挨拶では、警察庁生活安全局保安課の兼松泰課長補佐が永山貴大課長の挨拶を代読。スマート遊技機の中古機移動について、引き続き制度が適切に運用されるよう厳正な対応・指導を求めた。
総代会で選出された新役員の紹介のあと、大饗理事長が挨拶。大阪万博のあとに大阪IRに話題が集まることに懸念を示した上で、「IRを日本に作るための法律を通すときに依存問題対策で我々が叩かれ、まだその後遺症に苦しんでいる。8年前の規則改正以降、ゲーム性の幅を広げるスペックの見直し、メーカー団体の自主規制の変更などでここまで上り詰めてきたが、いわば基礎工事がない状況。業界みんなで我々の生活を守るためにも現状をしっかり認識し、7月に向けて一生懸命になってほしい」と述べた。
組合大会ではこのほか新規組合員紹介や表彰式などが行われ、総代会報告では上程案件がすべて承認されたことが報告された。