ダイナムJHD、税引前利益は11.6%増の60億円 遊技事業収入減もコスト抑制で収益改善
グリーンべると2025年5月28日
ダイナムジャパンホールディングスはこのほど、2025年3月期の連結決算を発表した。総営業収入は1,260億7,600万円と、前期比3.3%の減収となったが、税引前利益は11.6%増の60億6,700万円となり、収益性の改善が際立つ結果となった。
遊技事業においては、パチンコ事業収入が1,189億6,900万円(前期比▲4.4%)と前年を下回ったが、事業費用を1,142億7,700万円に抑制したことで、粗利の確保につなげた。一方、航空機リース事業は収入が71億700万円(同+20.8%)と好調で、収益補完の一助となっている。
営業利益は109億7,200万円(同+22.1%)と大幅に改善。これは、その他の収入が前年よりも約26億円増加したことに加え、一般管理費の削減も寄与した。一方、金融費用が前年よりも約10億円増加しているが、最終的には親会社株主に帰属する純利益が40億900万円(同+18.5%)と2桁成長を記録している。
など同社グループの2025年3月末における店舗数は427店舗で、前年の433店舗から6店舗減少した。