趙代表理事を再任|遊技機リサイクル協会
アミューズメントジャパン2025年5月20日
遊技機リサイクル協会は5月19日、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターで定時社員総会を開催した。
任期満了による役員改選では、趙顕洙代表理事を再任。趙代表理事は「新台の供給量と比例し、使用済み遊技機の回収はなかなか厳しい状況。だがリサイクルの観点からすると、不法投棄などといった問題はなく、非常に安定して推移している。1都3県によるホール側のリサイクルシステムを保有しているのはリサイクル協会だけ。全国の指定業者さんと一緒に、適切な排出、回収が行えていることを堅持していきたい」と挨拶した。
事業報告によると、協会システムに参加している各都府県方面遊協は前年と同数の1都1府34県5方面遊協。パチンコメーカーは前年と変わらず35社、パチスロメーカーは6社が新たに参加し61社となった。回収実績はパチンコが7万7503台(前年比-22.7%)、パチスロが4万4435台(同-16.6%)だった。
また、使用済み遊技機の部材で作ったリサイクル商品を紹介。トンボを模して作った虫除けアイテムやメーカーの自社IPがデザインされたキーホルダーなどが商品化され、ファン感謝デーの賞品として活用されていることを報告した。
文=アミューズメントジャパン編集部