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パチンコ業界ニュース

パチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会、LT3.0プラスやBT機の現状を報告 遊技日本2025年1月31日

業界13団体共催によるパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会が1月28日、200名超の業界関係者を集め、都内港区の第一ホテル東京で開催された。

全日遊連の阿部恭久理事長は冒頭、業界パーパスに触れながら「モバイル端末の普及により自宅で余暇を過ごす方も多い中、私達はネット空間では味わえない『実店舗に足を運ぶ』というパチンコ・パチスロがもつ魅力を最大限に生かし、お客様にホールで喜びを感じていただけるよう癒しと楽しみの空間を提供していかなければならない」と語り、依存問題への対応や安心安全の遊び方の普及啓発、災害時のインフラ構築など産業責任を果たす必要性を述べた。さらに、「パーパスを実効性のあるものとして推進していくためにも、業界に携わるすべての方が一致団結し、連携をとりながら社会に向けた活動を展開することが必要不可欠」として理解と協力を呼びかけた。

続いて、蘆昇副理事長(日工組)と小林友也理事長(日電協)も登壇。蘆副理事長は、「まだまだパチンコが明るくなったとは言い難い状況だが、今年はLT3.0プラスと銘打ち、さらにゲーム性を拡充した内容をリリースする予定。縁起のいい令和7年7月7日に合わせ、新基準機を大々的にプロデュースしていく所存」と述べ、小林理事長はBT機について「昨年11月から型式試験申請を開始し、来年度以降に市場投入できるよう各メーカーが鋭意努力を続けている」と現状を報告した。

来賓祝辞では、警察庁生活安全局保安課の永山貴大課長、遊技産業議員連盟会長の田中和徳衆議院議員、全日本遊技産業政治連盟の野田毅顧問が挨拶。永山課長は「常に変わり続けることが求められている時代に、警察行政だけでなくあらゆる組織や業界も対応していかなくてはならない。時代に適応しながらチャレンジを進める行政として、官民問わず日本社会を明るくより良くするためにも良好なコミュニケーションを保ちながら共に頑張っていきたい」と抱負を述べた。

会場にはスペシャルゲストとして歌舞伎俳優の尾上菊之助さんも駆けつけ、「庶民の娯楽からはじまり日本の文化へと発展し、進化を続けている」として歌舞伎界と遊技産業の共通点について話し、遊技業界の発展に期待を寄せた。

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