セガサミーグループがLGBTQ+の取り組みを評価する「PRIDE指標2024」でゴールド認定とレインボー認定を獲得
遊技日本2024年11月18日
セガサミーホールディングスは、一般社団法人work with Prideが職場におけるLGBTQ+などのセクシュアル・マイノリティへの取り組みを評価する指標「PRIDE指標2024」にサミー、セガと3社連名でエントリーし、2019年から6年連続となる最高位の「ゴールド認定」を獲得した。また、異なるセクターに属する他企業や団体と協力して活動する企業を評価する「レインボー認定」も2年連続で獲得した。
「PRIDE指標」は、LGBTQ+の人々が誇りを持って働ける職場を実現することを目的に、work with Prideが2016年に策定した日本初の職場におけるLGBTQ+に関する取り組みを評価する指標。ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で評価される。また、最高位のゴールド認定を受けた企業の中から、国や自治体、学術機関、NPO/NGOなどとのセクターを超えた協働を推進する企業を評価する「レインボー認定」が2021年から設けられた。
セガサミーグループは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを経営の根幹に位置づけ、すべての従業員がポテンシャルを最大限に発揮できる環境の構築に取り組んでいる。LGBTQ+をはじめとする、あらゆる差別を禁止する方針を明文化し対外的に発信するほか、社員向け啓発活動や同性パートナーを配偶者と同じ扱いにする人事制度を整備、各種イベントや声明に協賛・賛同するなど、さまざまな取り組みを進めている。
■セガサミーグループ 2024年の取り組み
【「エンタメ業界横断サステナビリティ勉強会編 –LGBTQ+編–」の企画・開催】
セガサミーホールディングスが運営する大崎本社内のコワーキングスペース「TUNNEL TOKYO」にてエンタテインメント関連企業9社に参加してもらい、エンタメ業界向けのLGBTQ+研修を実施した。2023年に実施した企業横断型の勉強会では、企業や業界ごとに特有の課題があり、多くの企業が同業他社との繋がりを求めていることが分かった。そこで今年度はエンタテインメント業界に特化した内容とし、担当者間の交流を促すことで業界のLGBTQ+への理解をより深め、社会的責任を果たすための取り組みを強化させるための勉強会とした。
【「MY FIRST LGBTQ+ HANDBOOK」の英語版制作および配布】
2023年に制作・公開したLGBTQ+に対する理解を促進するためのツール「MY FIRST LGBTQ+ HANDBOOK」の英語版をコーポレートサイトにて無償で公開した。このハンドブックは、LGBTQ+の基本的な解説や社会での課題と対応方法、アライとして必要なことなどをまとめたもので、英語版は日本で生活する英語利用者に活用してもらえるよう、日本における性のありかた・捉え方を反映した形で翻訳している。無償で公開・提供することで、同グループ以外にも、LGBTQ+フレンドリーな就労環境の整備に役立てもらえる環境を整えた。
ダウンロード:
(日本語版)https://www.segasammy.co.jp/ja/sustainability/data/lgbtqhandbook/
(英語版)https://www.segasammy.co.jp/en/sustainability/data/lgbtqhandbook/