岩手県遊協が総会、業界一丸で活性化に向けた新しい取り組みを
遊技日本2024年5月31日
岩手県遊協は5月30日、盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングにて2024年度通常総会を開催。議事に先立ち開かれた長期勤続従業員表彰では、計78名に感謝状が授与された。組合員45名中38名が出席し、総会は成立。議案審議では事業報告など全6議案が原案通り承認された。
工藤嘉理事長は冒頭の挨拶で、コロナ禍以降ファン人口回復には至っていない現状を述べ、「県内においては過去のピーク時に200店舗を超えていたが、現在は91店舗まで減少しており、まだまだ減少傾向は続くことが予想される。改刷対応や依存対策など様々な課題が山積しているが、業界が一体となって活性化に向けた新しい取り組みにも一層力を入れていかねばならない。パチンコ・パチスロから離れているファンにも興味を持ってもらえるよう組合としても邁進していく」と意気込みを語った。
来賓祝辞では、岩手県警察本部生活安全部の藤林隆博部長が登壇。投資詐欺など県内の犯罪情勢について報告しながら、業界へのお願いとして「広告宣伝の適正化」「のめり込み・依存防止対策」「違法行為の防止」の3点を要請した。
総会後の懇親会では盛岡名物「わんこそば大会」も開かれ、組合関係者が親睦を深めた。