岩手県遊協通常総会 工藤理事長が県内における遊技業界の現状を報告
遊技通信2024年5月31日
岩手県遊協は5月30日、盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウイングで2024年度通常総会を開催した。
理事会冒頭の挨拶で工藤嘉理事長は、「新型コロナが感染症法上、2類から5類へ引き下げられてから1年が経過し日常生活も緩やかに回復傾向にあるといわれているが、遊技業界においては、いまだコロナ禍の影響が根強く残っている。また岩手県内においては過去のピーク時に200店舗を超えていたが、いまではその半分以下の91店舗まで減少しており、まだまだ減少傾向が続くなかで2024年問題、改刷対応など様々課題を抱えている」と県内における遊技業界の今を述べた。
また、「パチンコ、パチスロから離れている方々にも興味を持っていただけるよう組合として力を入れていかなければいけない」と思いを語った。
来賓祝辞では、岩手県警察本部生活安全部の藤林隆博部長が登壇。広告宣伝、依存防止、不正防止をはじめとした適正管理の徹底を組合一丸となって取り組んでほしいと協力を求めた。
議案審議では、2023年度事業報告及び収支決算、2024年度事業計画及び収支予算などを可決承認。総会前には恒例の長期勤続従業員表彰が行われ、30年表彰7名、20年表彰30名、10年表彰41名の計78名に表彰状と退任役員5名へ感謝状が贈られた。
総会終了後、関連団体、取引企業など多くの関係者が参加した懇親会が開催され、工藤理事長が謝辞を述べた後、来賓の祝辞、乾杯、歓談、職種の垣根を超えた余興として岩手県名物の「わんこそば早食い大会」などが行われた。