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セガサミー増収増益、約8万台販売の『スマスロ北斗の拳』が牽引 グリーンべると2024年5月14日

セガサミーホールディングスは5月10日、2024年3月期の連結決算を発表した。売上高は4,678億9,600万円(前年同期比20.1%増)、営業利益は568億3,600万円(同21.5%増)、経常利益は597億7,800万円(同20.8%増)、純利益は330億5,500万円(同28.0%減)となった。

遊技機事業では、売上高が1,359億6,900万円(同44.3%増)、経常利益が418億7,700万円(同102.2%増)となった。特に、79,231台を販売(前年度会計分を含めた累計販売台数は8.4万台)したパチスロ機の『スマスロ北斗の拳』が好調で、パチスロ機全体の販売台数は18万台(前年同期は9.4万台)となり、大幅な増加を見せた。『スマスロ北斗の拳』の導入後、高い稼働水準を背景にリピート販売が進み、他の新作タイトルも堅調に推移した。2024年3月期に販売したパチスロ機の主なタイトルと販売台数は、『スマスロバイオハザード:ヴェンデッタ』(33,151台)、『パチスロ傷物語 -始マリノ刻-』(18,170台)、『パチスロ甲鉄城のカバネリ(追加販売)』(16,008台)となっている。

一方、パチンコ機の販売台数は8.8万台(前年同期は10.3万台)と減少。これは、販売スケジュールの見直しにより、主力タイトルを含む一部のタイトルの販売時期が2025年3月期に変更になったことが要因。2024年3月期に販売した主なタイトルと販売台数は『P北斗の拳 暴凶星』(17,500台)、『P聖戦士ダンバイン2 -ZEROLIMIT HYPER-』(12,642台)、
『Pブラックラグーン4』(12,235台)となっている。

2025年3月期の通期連結業績予想は、売上高が4,450億円(前期比4.9%減)、営業利益が450億円(同20.8%減)、経常利益が480億円(同19.7%減)、純利益が390億円(同18.0%増)を見込む。

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