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ダイコク電機が5年振りとなるリアル展示会&セミナー超危険水域にあるパチンコの好転に本質的戦略・戦術を提言 グリーンべると2024年2月19日

ダイコク電機は2月14日、15日の2日間にわたり都内の品川プリンスホテルで、約5年振りとなるリアル展示会&セミナー「MIRAIGATE 2024 Brand-new Links & DK-SISセミナー」の東京会場を開催。ホール経営者、幹部、店長ら多数が来場した。

セミナーでは冒頭、栢森雅勝社長が「今回の展示会は、スタッフの負担を減らすこと、スマート遊技機の賑わい感を出すこと、ファンの裾野を広げることなど、未来に向けた提案をさせていただく。そしてセミナーにおいても、未来について語る従来にない内容であり、ライブアンケートを通して会場の皆様と一緒に未来を考えていくライブ感が特徴となっている。我々はこれからもドキドキワクワクを提案していくので、ご期待いただきたい」と挨拶した。

14日・午前のセミナーは、MIRAIGATE-SIS統括部の服部祐治上席講師が担当。セミナーではまず、パチンコ下落・パチスロ上昇に転換した2023年の年間業績を振り返り、その後、その実績を基に3年後の市場業績をPSそれぞれ予測。20円パチスロはスマスロを中心に引き続き上昇トレンドが示されたのに対し、4円パチンコはさらなる凋落が予測された。

この点について服部氏は「このままいけばパチンコの玉粗利はさらに上昇し、その反動でアウト、売上がさらに減少することは目に見えている。このままではいけない」とし、目指すべき目標値を定めた「Challenge2026」をPSそれぞれ提示し、達成に向けた戦略・戦術について徹底解説した。

パチンコについて服部氏は「凋落の続く業績をコロナ前の水準に戻すために必要なのは“玉粗利(遊技時間粗利)を下げる”こと」だと強く断言。

そのうえで「具体的には、“2024年中に玉粗利を0.03円下げる”ことは必達。それを実現するためにはより慎重な入替計画を練ることが必要になる」とし、機種当たりの新台購入台数を削減し、その分を玉粗利削減の原資にあてるスキームを提案。実際、こうしたスキームによって好業績を確保している実店舗データも披露した。そして、さらなる業績アップ手法として、PPM分析上の花形シェアを30%以上とする戦術も紹介した。

一方、パチスロについては上昇トレンドが継続するものの、スマスロが機種によって業績格差が見え始めている点を指摘し、今後はより機種選定が重要になると提唱。スマスロ好業績機種をいち早く見極めるためのポイントを稼働率・遊技時間などの指標から5つ紹介した。加えて、機種増台後のアウトを伸ばす方法についてもデータを基に解説した。

最後に服部氏は「今回のセミナーではライブアンケート機能を活用して、受講者の皆さんと共に、真剣に業界の未来について考えることができた。今回解説した内容を参考にしていただき、個々のホールが業界をさらに良くしていくんだという意識を強く持って、日々の営業をしてもらいたい」とメッセージを贈った。

同展示会&セミナーは今後、2月21日、22日に大阪会場(スイスホテル南海大阪)、2月28日に名古屋会場(名古屋東急ホテル)、3月6日の博多会場(ホテルニューオータニ博多)と続いていく。

▼ダイコク電機 展示会&セミナー申込URL
https://miraigate2024.daikoku.co.jp/register

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