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全商協がオレンジリボン運動の市民集会に参加 遊技通信2022年12月6日

全商協及び各地区遊商は11月27日、児童虐待を防止するオレンジリボン運動に賛同し、都内銀座の銀座ブロッサムで開催された「NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク」が主催する「第20回子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」に参加した。

全商協の中村昌勇会長と東遊商の社会貢献委員会の委員を中心に約40名が参加し、その他の地区遊商はYouTubeの同時配信によるWEBでの参加となった。

市民集会の冒頭では、主催者を代表して同ネットワーク理事長の吉田恒雄氏から挨拶があり、第1部で2021年に虐待などで亡くなった44名の子どもたちが虐待死に至った状況が報告され、参加者全員で冥福を祈り黙祷が捧げられた。その後、作曲家でサックス奏者の小林洋平氏とオーケストラによる演奏が行われた。

また、第2部では「一般社団法人 ゆめさぽ」の代表理事である田中れいか氏による「生い立ち関係なく、誰でも好きなじぶんになれる!」と題した講演とトークセッションが行われ、「各自治体での取組が地域で子どもを育てることに繋がっており、そういった地域を増やして、虐待が少しでも減らせる社会にしていきたい」と訴えた。

同ネットワーク理事の黒田邦夫氏は「今までの活動で目にみえる成果は出ているのかと指摘を受けることもあるが、パチンコ屋さんの駐車場における子どもの死亡事例が毎年のように報告されていた中、全商協や回胴遊商の販社の方々の巡回活動で、今年は死亡事故がゼロになった。この市民集会の活動も継続して児童虐待のない社会を作っていきたい」とした。

講演終了後の第3部では、新型コロナウイルス感染症により中止していた「鎮魂の行進」が3年ぶりに行われ、参加者約200名で銀座ブロッサムから日比谷公園まで行進し、児童虐待のない社会になるようにオレンジリボン運動への協力を訴え、市民集会は終了した。

各地区遊商では、オレンジリボンマークの入ったクリアファイルやボールペン等の支援グッズ102万5,280円分を購入し、各地域での社会貢献活動で配布しながら、オレンジリボン運動の活動を広めるよう協力している。

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