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岐阜県遊協総会、金光理事長が再選 遊技通信2022年5月30日

岐阜県遊協は5月26日、岐阜市内の岐阜グランドホテルで第61期通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で金光淳用理事長の再選を承認した。
 
総会冒頭の挨拶で金光理事長は、コロナ対策や新規則機への完全移行など業界を取り巻く環境の厳しさを示す一方で、「昨年度は地域に根ざした組合活動を行なうなかで、セーフティネット保証の対象になったことや旧規則機の経過措置延長など明るい兆しも見えてきた一年だった。今後、私たちには依存対策や感染拡大防止策の徹底のほかに、消費税のインボイスや新紙幣、キャッシュレス化など社会情勢の変化に合わせた各種対応も求められてくる。組合として開かれた話し合いができる環境を作っていきたい」と述べた。
 
議案審議では上程案件をすべて承認した。役員改選では金光理事長の再選のほか、副理事長に清水達浩氏、呉岡勉氏、長尾信幸氏、向井誠悟氏の4名が指名され、拍手によって承認された。また、事業計画ではコロナ禍の影響で実施できなかった「経営者・管理者合同セミナー」など各種イベント開催を承認した一方、予算案では前年度比で約1000万円減の緊縮予算とした。
 
来賓挨拶では岐阜県警察本部生活安全部の森島竜一部長が組合の感染拡大防止対策を高く評価しながら「今年も強いリーダーシップを発揮して健全営業に努めてほしい」と呼びかけた。また、総会終了後は同生活安全総務課の松岡孝至課長補佐による講話が行われた。松岡課長補佐は「健全営業について」というテーマのなかで昨年度、県内で行政処分になった案件の解説を交えながら、特に依存問題への対応と射幸心をそそる広告宣伝の抑制を強く要請した。

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