ダイナムジャパンHD決算、増収増益に
遊技通信2022年5月27日
株式会社ダイナムジャパンホールディングスは5月25日、2022年3月期の連結決算を発表した。
発表によるとホール事業では、貸玉収入は前期比6.7%増の5,069億4,900万円、総営業収入は同6.6%増の1,051億4,100万円、税引前当期利益は同96.0%増の85億900万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同111.5%増の49億9,700万円だった。株主への期末配当は1株当たり2円60銭とした。
遊技場経営においては、営業収入がコロナ禍前の水準に回復していない現況を踏まえ、店舗におけるローコストオペレーションの徹底や不採算店舗の閉鎖など、収益力の維持向上に取り組んできた、と説明。また、政府からの雇用調整助成金や産業雇用安定助成金を活用など、従業員雇用の維持にも注力したとしている。
同社の2022年3月31日現在の店舗数は 前年より9店舗減って433店舗。同社では「すべての従業員が顧客視点に立ち、心から楽しめる時間と空間を提供することがパチンコ事業の使命であると考えています。今後もホールでの感染症予防対策を徹底し、お客様が安心できる遊技空間を提供することで業績の回復に努めていきます」としている。
なお、航空機リース事業においては、安定的な収益を確保しており、今後も航空業界の動向を慎重に見極めながら業容の拡大を目指していく、としている。