パチンコの魅力 オンラインで発信
アミューズメントジャパン2021年8月23日
日本遊技機工業組合、パチンコ・パチスロ生活向上委員会は8月13日から14日にかけて、みんなのパチンコフェスONLINE2021「28時間 真夏のパチンコ頂上決戦」を配信した。コロナ禍でリアルなイベントが開催できないなかオンラインで生配信された番組では、最新機種の実践バトルなどで新しいパチンコの魅力を発信。SNSのPVは124万回に達した。
日工組では2019年2月、東京・秋葉原でリアルイベントの「みんなのパチンコフェス」を開催。2日間にわたり来場者に新規則パチンコの魅力を伝えた。2回目となった今回の「みんなのパチンコフェス」は、コロナ禍でリアルイベントが行えないなかで、YouTubeとTwitterで生配信する形式で開催された。
2018年2月に新しい遊技機規則が施行されてから3年半が経過。その間、日工組ではゲーム性の拡大を模索し続けてきた。こうした努力が実を結び始めた昨年以降は、新しいゲーム性を搭載した機種がファンの支持を集め始めていた。
みんなのパチンコフェスONLINE2021は、来年1月末に迫った旧規則機の完全撤去を前に、メーカー各社が新しいゲーム性に富んだパチンコをファンにお披露目することで、新規則機への移行に弾みをつけたい狙いがあった。
「28時間 真夏のパチンコ頂上決戦」と銘打って13日の19時にスタートした番組は、オープニングで「花の慶次」シリーズでお馴染みの角田信朗さんが『漢花』と『よっしゃあ漢唄』を熱唱してスタート。目玉企画は赤組と青組に分かれて戦うパチンコ実践バトル。ホール導入前の機種を含む最新機種を、ライトミドル編、甘デジ編、ミドル編のスペック別にそれぞれ4時間実機を打ち続けて赤青両チームが出玉を競った。
実践バトル以外にも、「クロちゃんの25時間77ミッションチャレンジ」などで新機種の魅力を発信。パチンコ好き芸人のミッドナイトトークや、人気ライターによる「パチンコなんでも相談所」、お笑い芸人によるパチンコネタNo.1決定戦「P‐1グランプリ2021」などの企画が目白押し。
日工組パチンコ・パチスロ生活向上委員会が発信しているパチンコホールの取り組みをモーションコミックで見せる『ぱちLOVE!』の最新作もお披露目された。
番組はYouTubeとTwitterで生配信され、YouTubeのチャットが大いに盛り上がったパチンコ実践バトルでは、赤組が勝利。エンディングで赤組キャプテンの椿鬼奴さんに優勝トロフィーが贈られた。両プラットフォームにおけるページビューは当初、目標に掲げた100万回を超えて124万1006回に達した。
日工組の盧昇副理事長は「ソーシャルメディアを使った初めての企画で手探りでしたが、一定の目的が果たせた。コロナ禍でパチンコになかなか行きづらいなか、忘れかけている人たちがホールに足を運んでいただけるきっかけになったのではないか」と総括。「今後も、少しでもパチンコに触れていただけるきっかけづくりをしていきたい」と意欲を示していた。
日工組ではTwitterでのアーカイブを配信中で、8月24日(火)からはYouTubeでもアーカイブを順次配信していく予定だ。
アーカイブ情報
【Twitter】※配信中
【YouTube】※8/24(火)~順次配信予定