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パチンコ業界ニュース

業況はやや悪化、3ヵ月後も厳しい見通し/パチンコDI調査 遊技日本2021年1月14日

シーズリサーチはこのほど、2020年12月期の「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の結果を公表した。

全般的業況は前回(9月期)の調査からやや悪化し、3ヵ月後も厳しい見通しであることが明らかとなった。また稼働状況はパチンコ・パチスロともに落ち込み、特にパチスロはさらに悪化する見通しとなっている。

この調査はパチンコ業界の景気動向の判定を目的に経営企業を対象に四半期毎に実施している。今回の調査は2020年12月10日~12月24日にかけてファックス及びWEBアンケートにて実施し、73企業、106地域から回答があった。

報告書によると、収益や売上、粗利といった全般的業況は▲72.6ポイント(前回比4.8悪化)となった。3ヵ月後は▲71.7ポイントと概ね現状を維持する見通しだが、1回目の緊急事態宣言が解除されてからも低迷した業況から抜け出せていない。地域別では、「近畿」▲66.7ポイント(前回比8.3良化)と「北陸・中部」▲73.7ポイント(前回比7.3良化)で回復しているが、それ以外の地域では悪化しており、地域によってバラつきが見られている。

稼動状況は、「パチンコ」▲76.4ポイント(前回比8.0悪化)、「パチスロ」▲90.6ポイント(前回比24.2悪化)まで落ち込んだ。3ヵ月後は「パチンコ」▲70.8ポイント、「パチスロ」▲91.5ポイントで、パチンコは回復するがパチスロは依然として厳しい見通しとなった。

企業金融においては、「資金繰り」▲11.0ポイント(前回比11.0悪化)、「貸出態度」±0ポイント(前回比5.1悪化)、「借入金利」▲9.6ポイント(前回比8.3悪化)で、前回調査時は大きな改善が見られた「資金繰り」がマイナスに転じている。

資本投資機運では、「資本投資(遊技機)」が4.1ポイント(前回比28.2良化)と前回に引き続き大幅に回復。旧基準機撤去による入替の影響が考えられるが、3ヵ月後は▲4.1ポイントまで落ち込む見通しである。

今後3ヵ月間の営業施策について、事業規模は、「変わらず」が最も高く65.8%、「縮小」が20.5%、「拡大」が4.1%。拡大から縮小を差し引いた増減差は▲16.4ポイントとなり、縮小する傾向が見られる。

パチンコ設置台数は、「増台」が15.1%、「減台」が9.6%で増減差は+5.5ポイント。パチスロ設置台数は「増台」5.5%、「減台」27.4%で、増減差は▲21.9ポイントとなり、パチスロ増台、パチスロ減台の割合が高い。

遊技機購入費用は、パチンコ・パチスロともに新台は「増やす」よりも「減らす」割合が高く、増減差はパチンコ新台が▲10.9ポイント、パチスロ新台が▲35.6ポイントとなった。一方で、中古機の増減差はパチンコ中古機が+23.3ポイント、パチスロ中古機が+13.7ポイントで、「増やす」割合が高いことが分かった。

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