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先を見据えた施策を全力で取り組む/兵庫県遊協 遊技日本2019年6月19日

兵庫県遊協は6月14日、神戸市中央区のANAクラウンプラザ神戸において第51回通常総会を開催した。

岡本芳邦理事長は冒頭の挨拶で「近い将来、管理遊技機やメダルレスのパチスロが出現することは間違いないし、ホールのキャッシュレス化も進むだろう」とし、「組合に加入してよかったと思ってもらえるような先を見据えた施策を全力で取り組んでいく」と抱負を述べた。また、業界のイメージ悪化に繋がるとして子どもの車内放置事案と置き引きの防止対策を徹底するよう呼び掛けたほか、「社会貢献活動を続けることができるのは組合員のおかげ。皆さまの協力無しにはなしえない」と、組合員に感謝の気持ちを伝えた。

総会は組合員201名中120名が出席し成立。平成30年度事業報告及び収支決算承認、令和元年度事業計画及び収支予算設定、辞任に伴う役員補選など6議案を審議し、全て原案通り可決した。事業計画では、依存問題をはじめとした諸問題に真摯に対応するとともに県民からのニーズに対応した社会貢献活動を積極的に推進することによって、より多くの県民に愛され、支持されなければならいとして、パチンコ・パチスロ依存対策への徹底した取り組みや、店内広報等による子どもの車内放置・置引き防止などの防犯対策の強化など5項目を組合運営の基本に盛り込んだ。

総会終了後には、同組合が推進する社会貢献事業「はあ~とふるふぁんど」の兵庫ボランティアあしすと及びひょうごふるさと振興サポートの支援金贈呈式を開催し、31の施設・団体に支援金を贈呈した。「はあ~とふるふぁんど」は、遊技時に出たこぼれ玉や賞品交換時の余り玉にホール等からの寄付金を加えて原資とし、地域ボランティアやふるさと振興を支援するという同組合を代表する社会貢献活動。

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