パチスロ運用に特化したコンサルタント企業メイドインサービス(東京都府中市)が8月21日、ホール企業限定のパチスロ定例セミナーを開催した。パチスロの最新動向を伝える毎月定例のもので、今回で51回目。
講師を務めたのは、事業戦略部セールスプロモーショングループの町田遥氏。セミナー冒頭で7月のパチスロ市場を振り返った。7月に導入された新機種はスマスロ7機種と増産が1機種。7月末時点のスマスロ機の設置比率は60.7%、ノーマルタイプを除いたスマスロの設置シェアは88.1%(前月比1.1ポイント増)となった。
全国展開しているパチスロ運用シミュレーションソフト〈MMP〉と設定調整代行事業〈ASシステム〉によって収集された全国実績データ「SIRIUS」の総合実績シェアランキングのトップ25では、7月導入の『Lからくりサーカス2』が6位、『L戦国コレクション6』が17位、『Lヤバチバ』が24位にランクイン。また6月導入の『L戦国乙女5 業火を穿つ宿焔の双刃』は5位から2位、『Lソードアート・オンラインⅡ』は7位から4位に順位を上げた。
今回のトピックは「お盆振り返り」。今年のお盆期間(8月8日~16日)の平均稼働は1万2856枚で前年比102%、平均売上は3万6889円で同105%、平均粗利は5007円で同107%と、主要指標はいずれも前年を上回った。町田氏は、地震や台風などの自然災害の影響を受けた地域もあった中で、「市場全体では稼働、売上ともに前年を下回ることなく、わずかながら前年を上回る結果となった」と振り返った。
お盆期間の稼働上位機種では、『Lとある魔術の禁書目録2』が1位、『Lソードアート・オンラインⅡ』が2位、『L邪神ちゃんドロップキック』が3位、『Lとんでもスキルで異世界放浪メシ』が4位、『Lやじきた道中記参る!』が5位と、8月導入の新台が上位を占めた。一方、前年と今年の両年で上位に入ったAT機は『L東京喰種』のみ。町田氏は「新台へのユーザー流動は毎年見られる傾向だが、今年は特にその動きが顕著。既存機よりも新台に関心が強く向き、新台の集客力が例年以上に反映された期間だった」と解説した。
直近3カ月のホール内実績シェア上位20機種について減衰率をまとめ、今後1ヶ月の市場変化を推察した「市場短観予測」パートでは、ジャグラーシリーズが引き続き安定して推移する一方、一部のスマスロ主力機では稼働減衰が進行。『スマスロ モンキーターンV』は稼働減衰率が改善し、既存機種の中でもユーザー支持の強さが際立ったとした。町田氏は、粗利面では悪化が見られるものの、「設定を使うことでしっかり反応を狙える機種」と評価した。
次回セミナーは9月11日14時からを予定している。
文=アミューズメントジャパン編集部